空き家バンク登録ゼロ – 宮崎日日新聞

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 定年退職したら妻の出身地である本県に移住したいという東京の知人がいる。時間的な余裕はあるが、そろそろ移住先の参考になればと思い、中古住宅の物件を探しだした。

 宮崎市の空き家バンクをのぞいてみてがくぜんとした。登録物件が1件もない(18日現在)。日ごろ住宅団地を歩いていると、「売」の看板が付いた物件をよく見かけるので「どうしたことだろう」といぶかったが、やはり空き家バンクの認知度が低いのだろうか。

 核家族化や中古住宅の市場が小さいことなどが原因で本県でも空き家が増えている。倒壊や破損、ごみの不法投棄や治安の悪化などが問題になっており、民泊などとともに活用の一策として空き家バンクに取り組む自治体が増えている。

 県の移住情報サイトをのぞくと、20市町村から空き家バンクの情報が集まる。結構ゼロの市町村が多いのでまたも驚いた。全部で48件あるが、市町村別に登録件数を見ると偏在していることに気付く。えびの市14件を最多として、延岡市12件、日南市11件が続く。

 自治体が主導しても、不動産業者が実務を引き受けている空き家バンクは多いだろう。ただ仲介手数料を頼みとする業者と、定住人口を増やしてまちの活気を取り戻したい自治体の思惑はずれているのでかみ合っていないかもしれない。

 県央よりその周辺部で登録が多いのは、人口減少の危機感や力の入れ具合が反映しているのか。空き家も大事な地方の資源。本県移住を進める強力な仕組みになるよう周知も含めて、売り手・買い手が納得する活用の在り方を検討したい。



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